Meetとseeは同じ意味?違う意味?
Meetとseeはどちらも『会う』という同じ意味で使うことができると学校や塾などで習った人が多いと思います。
もし「Meetやseeを使って英文を作りなさい!」と言われたら、どんな英文が頭に浮かびますか?
この2つの語を使った英文を作れと言われたら、やはり挨拶をイメージする人が大半なのではないでしょうか?
例えば
See you later.(あとで会いましょう。)
の2つの文です。
2つの動詞の意味を比べてみると、どちらも『会う』と訳していますね!
細かい違いを習わないので、同じ意味だと考えている人が多いのではないでしょうか?
でも、実はこの2単語には微妙なニュアンスの違いがあり、正しい英会話をする上では使い分ける必要があるのです。
それではどのように使うのか、それぞれの意味や使い方を見ていきましょう!
Meetについて知る!
Meetと言うと、代表的な意味が『会う』でしょう。
でも、その会い方にもさまざまな種類があるのです。
初対面で誰かに会う場合
たまたま会う場合
時間が経ってから再び会う場合
お互いに目的があって会う場合
はっきりしない抽象的なものに出会う場合
などです。
Meetは2人いて、双方が初対面に会うイメージを持っていれば、間違いないでしょう。
Meet具体例
それでは、次は例文を使って説明していきますね。
①初対面で会う場合
まさにこれこそ、挨拶の代表格である
②たまたま会う場合
(私は昨日カフェで親切な女の人に出会いました。)
カフェに行ったらたまたま居た、知らない誰かに出会う場合に使うこともできます。
外出中に偶然誰かに出くわした時にも、meetになります。
③時間が経ってから再び会う場合
一度会ったことがある人でも、長年時間が経過してもう一度初対面のような状態で出会う時に使います。
ドラマや小説などで一度は分かれた恋人同士が、また大人になって出会うシチュエーションで使われそうですね!
④お互いの目的があって会う場合
(彼女は明日空港でホストファミリーに会う予定です。)
彼女もホストファミリーもお互いに会うという目的があって空港にやってきます。
このようにお互いに目的がある場合も、meetを使います。
日時や場所などを決めて会う約束もmeetで表すことができます。
⑤はっきりしない抽象的なものに出会う場合
ここで言うはっきりしない抽象的なものとは、抽象名詞を指します。
Love(愛)、belief、faith(信条や信仰)、imagination(想像)、challenge(挑戦ややりがい)などです。
例えば
(彼らを教えることで、私は彼らの想像力に出会うことができました。)
Meetは多くの意味があり、意外といろいろな場面で使えることが分かりましたね!
Seeの具体例
Seeとはどのように使うのか?
Seeにももちろん、Meet同様に『会う』という意味があります。
Meetとの違いは、以前に会った人に会う時に使います。
それも、双方が会うというのではなく片方が会う時に使います。
その他
たまたま見かけた場合
一方的に会いに行く場合
恋人として付き合う場合
などに使います。
実際に英文ではどのように使われるのか見ていきましょう。
①以前に会った人に会う場合
やはり、meetと同じでseeも挨拶で使うことが多いですね。
See you later.(またあとで。)
当たり前の話ですが、2つとも以前1度は会ったことがある人に対して使う挨拶です。
②たまたま見かけた場合
Seeには会うの他に、『見かける』という意味でも使われます。
(私は昨夜スーパーで彼を見かけました。)
これもこちらから一方的に見ている感じですよね?
この場合は実際に話してなくても、見たという行為だけで良いのです。
③一方的に会いに行く場合
一方的に会いに行く場合なので、アポイントを取らずにこちらの都合のみで会いに行く場合です。
(私は明日の午後、医者に会いに行くつもりです。)
医者に会いに行くということは、医者に診てもらうという意味です。
予約している場合もあると思いますが、急に体調が悪くなって病院にかかるイメージなので、seeを使います。
病気や怪我を予め予測できる人なんていませんからね。
④恋人として付き合う場合
Seeにも恋人として誰かと付き合うという意味があるのを知っていましたか?
付き合うを英語にすると、go out withやdateなんかが有名ですね。
実はseeにも、誰かと一緒に過ごすという意味があるのです。
異性と付き合う場合も一方的なところがあるので、seeを使うのです。
Seeには一方的なニュアンスが含まれるイメージを持っていれば、間違いなしです。
MeetとSeeのまとめ
MeetとSeeの使い方や意味、ニュアンスの違いが分かりましたか?
Meetは双方が会う、Seeは一方的に会うとイメージできれば、大体使い方を間違うことはないでしょう。
でも、日本人の感覚では分かりにくい部分もあるのは事実です。
まずは例文を覚え、実際に使ってみると感覚が掴めてくると思います。
MeetとSeeのようにニュアンスの違いがある英単語は、他にもたくさんあります。
ニュアンスの違いをさまざまなシチュエーションの会話に生かせるようになれば、あなたもネイティブの仲間入りができますよ!
ちょっとした英語の表現やニュアンスの違いにも気を付けて、英語を学んでいきましょう!
COMMENTS
コメントはまだありません。