学校のテストもこれで解決!?人称代名詞を覚える方法はこれ!
こんにちは!P.O.C field 講師のAmikoです。
今回は英語を学ぶ際に早い段階で習う「代名詞」の覚え方についてお話していきたいと思います。
一言に代名詞といっても実は代名詞には、「人称代名詞」「指示代名詞」「不定代名詞」「疑問代名詞」「関係代名詞」の5種類あることをご存知ですか?
その中でも今回は「I,you」などの「人称代名詞」に注目したいと思います。
人称代名詞
この基礎中の基礎である「人称代名詞」
教室へ通っている生徒さんの中でも、実は覚えるのになかなか苦労されている方を多く見てきました。
私が英文法を教えてきた経験の中でも、人称代名詞を中学校1年生の最初の方に習ったにも関わらず、所有格や目的格を完全に覚えきれていないまま2年生3年生と上がっていき、文章を作る際に代名詞の簡単なミスでテストの点を落としてしまうようなケースを目の当たりにしてきました。
綴りのミスもありますが、一番多いミスは目的格と所有格が混在してしまうという原因からです。
人称代名詞のよくある間違い
人称代名詞には主格、目的格と所有格があります。
これらを大体の生徒さんは下のような表を使って覚えると思います。
インターネットで「代名詞」と検索すると大体この並びの表が出てきます。
そしてこれを元に、代名詞は"I/my/me/mine” と覚えましょう、そのように言われた生徒さんが多いと思います。
しかしこの順番は主格→所有格→目的格→所有代名詞の並びです。
このごちゃごちゃの順番だけが原因ではないかもしれませんが、この順番で覚えてくれている生徒さんは、結局何番目が目的格で何番目が所有格か分からなくなってしまい、次のような間違いをします。
I play games with their.
所有格と目的格を逆で覚えてしまってるのです。
恐らく学校で学ぶ順番そのままに表になっているためこのような事態になっていると思うのですが、私はこの表での覚え方、I/my/me/mine の覚え方をあまりオススメしません。
先ほどのように混乱する生徒さんが多いからです。
それなら、I/me/my/mineと主格→目的格→所有格→所有代名詞の順番で覚えたらいいのか?
それもいいと思いますが、それでもやはり何番目が何と分からなくなってしまう生徒さんは出てくると思います。
そこで私は、
【文章やフレーズで覚える】
という方法をお勧めしたいと思います。
英語を覚えるなら文章やフレーズで覚えるのが効果的
これは代名詞に限ったことではありません。
単語勉強の際などにも、単語の意味を暗記はするのではなく、どういう文章やフレーズなどに使われるのかという覚え方の方が身につきやすいと思います。
自分が覚えやすい例えで文章を作れると1番いいですね。
代名詞を覚えるには、簡単な文章で大丈夫です。
まず主格と目的格を覚えるにあたり
私はあなたが好き。あなたも私が好き。
このように相思相愛の文章で覚えてみてはどうでしょうか?
目的格が例えば動物なら
このようになりますね。
この覚え方をすると、自然とlikeにsをつける三単現も身につくのでオススメです。
他にも組み合わせはご自身の覚えやすい組み合わせでいいと思います。
• They like us. We like them.(複数)
のように覚えてみてはどうでしょう。
もう一つポイントとして、声に出して繰り返すことが大切です。
そして所有格はフレーズで、+アイテムで覚えるのをオススメします。
レジ袋が有料になったことから「マイバッグ」なんて言葉を耳にすることも多くなったと思いますが、同じように
と、バッグを付け加え繰り返し声に出すことで所有格を覚えましょう。
もちろんバッグでなくても何でも覚えやすいアイテムで大丈夫です。
そして所有格を覚えてしまえば所有代名詞を覚えるのは簡単です。
My bag→Mineに変化することと、Itの所有代名詞は存在しないことさえ覚えてしまえば、あとは所有格にsをつけるだけです。
Hisだけは、すでにsで終わっているのでそのままで…。
まとめ
いかがでしょうか?
基本的に英語や言語は、暗記ではなく繰り返し使うこと、つまり慣れていくことから学ぶものだと思います。
もちろん暗記要素もあります。
ですが今回の代名詞に関しましては、多くの文章の一部分となるものなので、九九のように暗記するのではなくしっかりと文章やフレーズで覚えてみるのはどうでしょうか。
留学前のご自身の英語練習や、英語を始めたお子さんの勉強法などにぜひ生かしてみてくださいね。
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